中小企業庁から、平成28年1月20日に成立した「平成27年度補正予算」を踏まえた保証制度の拡充・創設として、信用保証協会による資金繰り支援(条件変更改善型借換保証)が新たに創設されました。

内容としましては、経営者に事業改善の意欲があるにも関わらず、保証付きの既往借入金について返済条件の緩和を行っていることにより前向きな金融支援を受けることが困難な中小企業者に対し、複数債権を一本化することにより毎月の返済負担が軽減され、また、新規事業資金の追加を可能とする「条件変更改善型借換保証」を新たに創設することができます。

要件としましては、
①返済条件の緩和に⾄った経緯等の状況説明書を作成すること
②⾦融機関及び認定経営⾰新等⽀援機関の⽀援を受けつつ、事業計画を策定すること
③策定した事業計画の進捗報告を⾏うこと(モニタリング)
が必要となってきますが、事業計画策定は国から3分の2の補助金がおりますので、金銭的な負担はほとんどないと言ってもいいかと思います。

この「条件変更改善型借換保証」については、3月1日(火)から運用が開始される予定ですので、保証付きの複数借入をされている中小事業者様には是非利用をして頂きたいと思います。

※当事務所は、中小企業庁の委託事業である「ミラサポ」に専門家として登録をしておりますので、中小企業支援法に規定されている国内の対象企業様に該当する場合には、専門家派遣事業として、貴社にお伺いさせて頂き、事業計画策定や金融機関への対応法に係るご説明を無料で実施させて頂きます(旅費等は別途協議)。
当事務所は企業様の事業を成功に導くためのサポートを全面的にご提供させて頂きます!!

福武公認会計士事務所は経営革新等支援機関に認定されています。