本日の日経記事にクラウド会計ソフトのフリーが、社会福祉法人向けのサービスのリリースがありましたので、共有をさせて頂きます。

フリーが社福向けへのサービス参入については、すでに昨年12月には公表されておりましたので、今回は「社会福祉法人 with freee」ソフトのリリースということですね。

ご存知の通り、社福についてはすでに規模が大きい社福については、会計監査人による監査義務化が進んでいるところ、徐々にその対象範囲も広がっているおりますが、各都道府県、 指定都市及び中核市等による指導監査への効率的な対応という点も非常に重要であると思います。
とりわけ電子開示システムへの対応がスムーズになれば、大幅な業務効率化が見込めますので、人手不足や業務の改善等にお悩みの法人様におかれましては、是非ご検討頂けますと幸いです。

以下、本日の日経記事を引用させて頂きます。

 クラウド会計ソフトのフリー(東京・品川)は、特別養護老人ホームや保育施設などを運営する社会福祉法人向けのサービスを開発した。企業などの一般会計と異なる社会福祉法人の独自の勘定科目や決算書に対応。中小企業や個人事業主などを主要顧客としてきたが、福祉・介護業界は人手不足や業務の効率化が課題となっており需要は大きいと判断した。

 クラウド会計ソフト「社会福祉法人 with freee」は、約2600の公益法人を顧客に持つ税理士法人ゆびすい(堺市)と開発した。専門知識がなくても予算管理や決算処理ができ、複数拠点のデータをリアルタイムで把握できる。年内は無料で提供し、年明けからの価格は未定。

 社会福祉法人は全国に約2万ある。独自の会計の基準があり、行政からの補助金を計上したり、補正予算を組んだりして複雑な手続きも必要だ。端末にインストールする会計ソフトを使う法人が大半で、事業所が多い法人ほど業務の効率化が課題となっている。

 フリーは中小企業など100万事業所と契約する実績を生かし、介護福祉施設にも売り込む。