そもそも一般的な商取引に関連した不正がどこから生み出されている(以下「不正発生要因」と呼称します)かをお考えになったことはございますでしょうか。

実は不正発生要因は、企業の土台となる組織風土から生成されたり、内部統制の脆弱性に付け込んだ組織構成員の心理的側面から生じています。また、不正にも小さな不正から大きな不正まであると思いますが、通常問題となる不正というのは、通常小さな不正が徐々に時間を掛けて隠蔽され、それがやがて隠蔽できなくなる程度にまで溜まってしまった時、もはや取り返しのつかない社会的・組織的に重要な影響を及ぼす不正として発覚に至ることになります。

従って、不正は予防するものであり、発見するものではございません。また、予防するという観点からいいますと、取り返しのつかない不正となる前に、いかに比較的まだ小さな不正を未然に防いでいくのかが非常に重要な目標となりますが、不正予防に王道はございません。すなわち、不正発生要因の生成過程である、貴社の内部統制や組織風土を強固にすると共に、継続的にモニタリングしていくことがガバナンスの観点から非常に重要であるいえます。

当事務所は、拠点別のガバナンス度をモニタリングするための一つの手法として、構成員に対するアンケートが有効であると考えております。当該アンケートはWebを利用したアンケートを拠点別に実施し、回答結果から予め定めた要点ごとに点数化をつけることで、拠点のガバナンス度を客観的に評価するというものです。

アンケート内容にご興味がございましたら、ご相談を頂けますと幸いでございます(アンケート(一部分ですが)URLをメールでお送りさせて頂きます。)。

なお、当事務所は、中小企業庁の委託事業である「ミラサポ」に専門家として登録をしておりますので、中小企業支援法に規定されている国内の対象企業様に該当する場合には、専門家派遣事業として無料で貴社にお伺いをさせて頂き、ご相談を受け賜ります(旅費等は別途ご協議)。

まずはご連絡を頂けますと幸いです!