本日より独立開業いたします!!!


当方は、大手監査法人国際部に入所し、国内の上場会社における監査のみならず、外資系企業が採用していIFRSUSGAAP等に準拠した監査業務にも従事して参りました。また、当部署の業務の中では、監査経験のみならず、グローバル企業のグループ監査手法や決算管理のためのノウハウ、グループ会計マニュアルの活用、アニュアルレポートの作成等も経験することができました。

IFRS
については、当該国際部での業務の中で、その専門性や奥の深さ、グローバルスタンダードな会計基準として位置づけ等に大変興味を持ちまして、同法人のアドバイザリーサービス部への異動により、IFRSに深く関与することができました。当部署では、IFRS導入支援をはじめ様々なコンサルティング業務にも従事することで、企業様が抱えておられる課題をいかに解決していくかを日々追求しながら、全力でクライアント様をご支援させて頂きました。


その一方で、大手監査法人による業務提供チーム体制では、どうしても独立性の検討やリスク管理のための審査や複数者によるレビュー(複数人によるレビュー自体は良い面もあります)が入りますので、機動性に欠ける場合が多いこと、不必要だと思われるクライアント請求時間、大手監査法人と提携しているビッグ4のブランド料、大量のバックオフィス機能に対する負担等が、報酬に乗っかってきますので、ご提示させて頂くお見積り金額がどうしても高額になってしまう傾向にあります。


しかし、このような無駄な費用は本来企業様からすると業務には不要なコストでありますので、安心感やブランド力のある大手コンサルファームやビッグ4が絶対条件ではない企業様であるのならば、課題解決能力、質に問題が無いと判断できるのであれば、もっとスマートに企業グループの課題を解決すれば良いのにと常に考えていました。つまり、中小規模のコンサルの利用により、必要以上にやり過ぎないメリハリの利いたコンサルです。ところが、名前も知らない評判もわからない、どこのどいつにコンサルを依頼する企業様はいらっしゃるでしょうか?ほぼ皆無だと思います。

ご存知の通り、当方も会計士を名乗っておりますので、読者の皆様にとっては、必然的にどこのどいつかわからないと単なる会計ブロガーというようなご認識であると思います。

しかし、今までこのブログを見て頂いて下さっている方の中には、IFRSに対する思いというものを少しは皆様にお伝えできているものと勝手ながら思っております。例えば、当方がなぜを優位に考えているのか?適用の真のメリットは?導入に係るコストの妥当性は?等々、私個人としての導入についての意見というのが結構ありまして、そのような意見をブログの投稿にところどころに自らの意見をコメントさせて頂いている部分もあったかと思います。

実は前回の投稿でアンケート調査をお願いさせて頂いたのは、当方の「思い」に共感若しくは興味を抱いて頂いている方がどの程度いらっしゃるのかを把握させて頂く目的がございました。当該アンケートの結果としては、実際に質問にご回答して頂いた方はそれほどいらっしゃらなかったのですが、しかし確実に、当方の「思い」に共感あるいは興味をお持ち頂いている方がいらっしゃることがわかりましたので、本当に嬉しかったです。アンケートにご回答頂きました方には、この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。


そして、本日より独立開業することになりましたが、当ブログではもともと「IFRSを簡単に理解する」ということを目標に開始して参りましたが、本日をもちまして、微力ではございますが、一独立会計士として「読者の皆様が抱えられている会計税務の課題に対してベストソリューションをご提供していくことで企業価値のさらなる向上を追求していく」ということをコンセプトとして業務開始をさせて頂きます。当然、IFRSの導入につきましても、当方の支援業務となっておりますので、是非ご検討をして頂けますと幸いでございます。


なお、ご質問やご相談等は当然無料で承りますので、ご連絡を頂ければ、ご返信をさせて頂きます。

今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。


ホームページを開設いたしましたので、こちらもどうぞ!!
http://www.fukutakecpa.com/